これまでずっと空手一筋だった少女だった堀川瑞希の下足箱の中に、ラブレターが入れられていた。
瑞希は自分には縁のない事だと思っていた「生まれてはじめての告白」に驚き戸惑い、そして密かに浮かれながらも告白相手の仏光寺輝夫を直視できずにいたけれど、最後には輝夫に話しがあると呼ばれ、お付き合いの返事の前にまず自分を知ってもらいたいと遊びに行く約束をされる。
人並みのオシャレなんてした事もなかった瑞希が、親友の高槻茜からアドバイスをもらいながらデートにいざ出陣。
ところが行きがけのバスで渋滞に巻き込まれ、輝夫に「遅刻するかも」と伝えられずに瑞希は半泣きに。
メイクもヘアセットも台無しになって待ち合わせ場所にかけつけると、輝夫はそんな瑞希に「すごく可愛いです」と言った。